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2011年3月

2011年3月 5日 (土)

新学期

新学期がいよいよ始まった。大学四年目の一学期は2/28から6/27まで、履修する科目は以下の四科目。

1研究課題A                   (ELECTENG401A)
2電力系                        (ELECTENG411)
3制御系                        (ELECTENG422)
4パワーエレクトロニクス   (ELECTENG414)

1の研究課題は、一学期がA、二学期がBとなっており、A、Bの二科目を続けて履修することで通年で一つの研究課題に取り組む。私の研究は、主にパワーエレクトロニクスを用いたコンプレッサの力率改善がテーマ。

4のパワーエレクトロニクスは、IPTという非接触でかなり大きな電力を送電する技術とDCコンバータについて主に学ぶ。この大学は、IPTの先端研究で世界に知られている。IPTを利用すると、例えば、電気自動車が充電スタンドに入った時に、プラグを差し込まずとも、非接触で、充電するといったことが可能になる。原理は、電動ハブラシや接点のないケータイの充電器と一緒だが、より大きな電力を送電できる技術の実用化が進んでいる。

授業の構成は、半分が講義、半分がプロジェクト。プロジェクトは、田宮模型のRCカーを改造してIPTのサーキットを走らせるというもの。二人一組でIPTの回路とDCコンバータの回路を製作し、それら回路をRCカーに組み込んで最終的なデモを行う。デモはRCカーを実際に全長15mほどのサーキットで走らせスピードを競う。優勝者にはNZ$200のおまけもつく。私が入学して以来、毎年6月に学内でこのレースが行われており、当初は、「いい学生がRCカーレースなんぞに熱中して」と冷ややかに見ていた時もあったが、いざ当事者になってみると、学生たちがいかに大きな課題に取り組んでいたか分かる。大変だが、とても楽しみにしている科目である。

2011年3月 2日 (水)

NZメディアに寄せられた震災被害者の父親の手紙と

クライストチャーチの地元紙The Pressに寄稿されたとみられる、震災被害者の父親の手紙が今日付けのstuff.co.nzに載っています。

父より、心からのありがとう

この方の娘さんは、地震発生当時にいたとみられる崩壊したCTVビルの語学学校からいまも救出されてません。手紙には、この方が娘さんの無事を信じて日本からニュージーランドに渡って以降、現地で受けた様々な支援や励ましへの感謝の想いが英語で綴ってあります。自らが絶望の底にあるのに、地震発生からずっと現場で作業に当たっている人たち、様々なかたちで被災者の支援に当たり苦心している人たち、山ほどある課題への対応に追われる行政関係者など、他者を思い遣るその優しさと寛容さに胸うたれます。不運な自然災害に対して尽力しておられるとくにニュージーランド人がこの手紙を読んだら少しでも救わた想いがするのでは。

こちらは、足を切断しても生きていくことを選んだ19歳の少年の記事。強い子だなと思います。

日本人、救出作業自力で


一方、現地の空気が読めない日本のメディア関係者の失態も報じられてます。

日本人報道関係者5人、強制退去

 

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