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2009年12月23日 (水)

Practical work

夏休みに入ってから6週間近くエンジニア系の仕事を探してきたが、このほど業務用空調機器のメーカーでElectronics Assistantという肩書きで仕事が決まった。苦労した分、とてもうれしいし、とりあえず仕事が決まったので、気分よくクリスマスと正月休みが迎えられそうである。

エンジニア系の学生は例外なく合計800時間のpractical work(企業や研究機関での実習を指す)を卒業までに完了しなければならず、とくに2年次、3年次の学生は必然的に夏休みを返上して実習をすることになる。

大変な点は、実習先をどう探すか、大学側は多少のアドバイスはくれても、直接的な世話は一切してくれないこと。見込み先企業のリストアップ、CV、カバーレター作りに始まって、電話や訪問でのアプローチ、その次のステップなど、一からすべてやって、自分の希望する企業などでポジションを見つけなければならない。

勿論これは大変な作業だが、良い点は、1年後、2年後にいずれやってくる就職活動に、前倒しで取り組める点。さらに、実習で得た経験を通じて、自分がどんな分野を掘り下げて将来につながる勉強をしていきたいか早い段階で実社会から具体的なアイデアが得られるメリットもある。

この仕事を見つける前に、短期間、電気工事士のもとで230Vの宅内配線や照明器具の据付などの仕事をしたが、これは結局うまくいかず、残念ながら諦めざるを終えなかった。

短期間ながらこの仕事で得た経験は次の仕事を見つけるのに役立った。とくに法規関連。ニュージーランドには各業界に遵守すべきStandardsがあり、当然、電気関連の従事者が知っておくべきStandardsがいくつかある。意外にも大学では教えれくれないことであり、もしくはpractical workを通じて自ら学ぶように意図されているのか、いずれにしても、電気関連の従事者として当然知っておくべき知識を始め、職務を遂行する上で自分に何ができて何が欠けているのか、欠けたところばかりなのでどうすればこれから補なっていけるのかなど、実際に自分で動くことで、得られたものは大きかった。

Cold calling(アポなしの電話)は100件以上したし、CVも応募先に合わせて練り直した。最終的にできたカバーレターとCVは6週間の就職活動と就業経験で得た情報を反映して、完成度を高めたものであり、その結果、次の仕事につながったと思えるのは、やってきたことが無駄ではなかった証拠であり、そこに確かな手ごたえを感じたのだった。

EEE(Electrical and Electronic Engineering)の学生に課される実習の規定は以下の通り。ジェネラルとサブプロフェッショナルの2つの要件を満たす必要がある。


General Engineering (a minimum of 200 hours) work associated with skilled tradesmen, that is use of hand tools and machine tools associated with the fabrication, manufacture, and / or maintenance of electrical instruments, components, or equipment.

Sub-professional Engineering (a minimum of 200 hours) work associated with professional engineerings, that is installation of lines, trunking systems, switchboards and machines; design, fabrication and testing of electrical components; electrical draughting, computing; application of wiring regulations and electrical safety. [1]

1 Faculty of Engineering Undergraduate Handbook, 2008, page 86

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コメント

おトシさん、

お久しゅう。お元気なようですね。

仕事決まって良かったな~

よいお年を

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